本法人施設「所沢第六文化幼稚園」において、6月に園児バス潜り込み、7月に園児園外飛び出しの重大事案が2件発生いたしました。
本法人において、バス潜り込み事案・園外飛び出し事案は、非常に重大で避けるべき事故であると認識していた中で起こり、保護者の皆様及び、関係者の皆様に、心配と懸念を引き起こしましたこと心よりお詫び申しあげます。
1,経緯
(1)バス潜り込み事案(令和6年6月27日(木)9時10分頃)
【内容】
朝の戸外遊び時間において園庭で遊んでいる園児1名が、停車中の園児送迎バス後部に潜り込む事案が発生。(園児がバス後部にしゃがみ込む形で座り、お尻とひざ下部分の足がバス下部に潜り込む)
救出した職員の他に気付く職員がおらず、園児を抱きかかえている状態でバスが発車してしまった。
(2)園外飛び出し事案(令和6年7月24日(水)18時00分頃)
【内容】
預かり保育利用中園児1名が保護者お迎え前に、1人で園舎外、園外に出てしまう事案が発生。
預かり保育の実施している保育室において、4名の職員がいたが、お迎え保護者が多い時間帯で保護者対応を優先し園児の飛び出しに気付かなかった。
(3)被害
両事案とも、園児に怪我はなく当日後日ともに異常なし
2,対応
両事案に対し、園内だけでなく法人他施設より職員を派遣し園内の使い方、監督方法、情報伝達などに対し再研修を夏休み期間中に行った。
また、バス停車場に新しい固定門扉を設置しバスが停車場にいる際に園児が入れない環境にした。
保護者にもご協力をいただき園外に続く電子扉の各扉に電子ロックに加え新たに2つの錠を設け、園児だけで扉を解除できないよう全園に対処した。
今後、重大事案が本法人内施設において発生させないためにも、ヒヤリハットの強化、他施設のとの情報の強化、第三者(市内元校長)による園内見回りや職員の指導研修を始めた。
安心安全に向け、全施設において管理体制強化を図った。